猫は自分の匂いに深い安心感を覚えるナルシスト?

猫は自分の匂いがする場所だと安心するため、
普段から自分の縄張りに匂いをつけておく習性がある。
僕たち飼い主には判別できないが、室内飼いをしている場合は、
家中あらゆる場所の飼い猫の匂いが染みついているといえる。
また、よく飼い主に体をぶつけたりして甘えてくることがあるが、
それも匂いつけのひとつ。
猫はとにかく、自分の匂いに安心感を覚える。
なので、もし新しく猫を家族の一員に迎える場合は、
この匂い習性を上手に利用することで、
猫へのストレスを大きく軽くすることができる。
猫を運ぶ時は匂いで安心させる
それまで暮らしていた環境に別れを告げさせて、
猫を新居へと連れて帰るときは、
その猫がそれまで使っていたタオルなどを貰って、
キャリーバッグの中に入れておくとよい。
猫からしてみれば、ある日突然キャリーバッグに入れられて、
どこかに連れて行かれるわけなので、不安で仕方ない。
そこで自分の匂いのするものが一緒にあれば、
猫の不安は大きく減らすことができるというわけである。
しかし生後3~4か月ぐらいまでの子猫の場合は、
大人の猫のように警戒心や恐怖心が少ないため、
特に匂いに対して配慮しなくてもよい。
また乗り物などで猫を運ぶときは、
あまり大きな振動を与えると猫が怖がるので、
やさしく運ぶよう心掛けるようにしたい。
その際、初めは恐怖心から猫が激しく鳴くと思うが、
あまり声を掛け過ぎず、そっとさせておくのが無難。
猫は人間の言うことには耳を貸さず、
自分自身で危険か危険でないかを判断する。
そして、いま自分の置かれている状況が安全だとわかれば、
自然と鳴きやみ静かになるのが普通。
トイレのしつけにも匂いを利用
猫は一度オシッコやウンチをした場所をトイレとして、
その後も繰り返し利用する習性がある。
その決め手となるのが、やはり”匂い”。
たとえこれまでとは違う新しいトイレを利用することになっても、
自分の匂いのするトイレであれば、猫は安心して利用する。
なので、それまで利用していたトイレの砂を持ち帰り、
新しいトイレに入れておくとよい。
そして、一度新しいトイレを利用してしまえば、
トイレに関するしつけはほとんど心配しなくてよいだろう。
我が家の猫の匂いエピソード
我が家のムサシはよく、僕の身体に匂いをつけてくる。
そして面白いのが、僕の足の指先の匂いをしきりにかいて、
自分の匂いをつけてくること。
たしかに人間の身体の中では、
足が一番強烈な匂いがするところである。(笑)
猫にとっては、それに不安を覚えているかもしれない。
なので自分の匂いを染みつけることで消臭し、
同時に安心感を得ているのだろう。(苦笑)
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