猫の習性を知り、より良い猫の飼い方、育て方を実践する。

”猫は家につく”は現代では当てはまらないという事実

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よく昔から、犬と猫の性質の違いを表す言葉として、
「犬は人につき、猫は家につく」という表現がある。

しかしそれはあくまでも、過去の猫はそのようであったという話。

だが現代においては、おもしろいことに、
猫の生活する環境が以前と変わったため、
猫も犬と同様に「人につく」動物になってしまっている事実がある。

 

 

なぜ猫は人間よりも家を大事にする?

猫と違って犬というのは、集団で生活する動物であり、
その群れのリーダーに頼って生きる習性がある。

そして人間と生活する犬にとっては、飼い主がリーダーとなるため、
飼い主に従って生きることが快適な生活となる。

そのため犬は、飼い主の行くところなら、
どこでも快く着いて行ったりする。

犬にとって、住む場所というのは重要ではなく、
一緒に生活する人間の方がはるかに重要であるため、
犬は「家につく」ではなく「人につく」ことになる。

 

 

いっぽう猫の場合は、単独で生活する動物であるため、
犬のようにリーダーを必要としない。

 

猫と人間が一緒に生活し始めた頃というのは、
勝手に猫が人間の家や倉庫に住みつき、
小鳥やネズミなどをエサにして人間と生活していた。

つまり、人間が猫にあまりエサをあげることはなく、
猫は自分でエサを確保していたため、
ほとんど野性的に暮らしていた。

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以前にも述べたが、猫の生活にとって重要なのは、
安全な場所と十分なエサの確保である。

そのため昔は、猫にとって人間というのは、
ただの危害を与えてこない生き物であり、
人間の家は安全な場所という位置づけであった。

なので人がいなくなっても、トカゲやネズミなどのエサが豊富でかつ、
安全な場所である家さえあれば、猫は快適に生活できたわけである。

これが「猫は家につく」と言われるようになった所以である。

 

 

現代の猫も家につく?

現代の猫にとっても、安全な場所である人間の家は、
とても大事な要素であることには変わらない。

しかし昔と違う点は、
人間によってエサが十分に与えられるようになったこと。

これによって、ただの危害を与えてこない生き物だった人間が、
十分なエサを与えてくれる重要な存在へと変化してしまった。

エサというのは、安全な棲家よりも重要度は高い。

 

子猫の頃から人間に飼われた猫というのは、
狩りの能力がないことは、以前に述べたとおり。

そのため、エサを与えてくれる人間がいなければ、
猫にとっては死活問題に関わることになる。

そのため現代の飼い猫というのは明らかに、
犬のように人間につく傾向が強い。

 

例えば、飼い主が家の引っ越しを行うときにも、
住み慣れた安全な場所を捨て、
素直に飼い主についてくるというように。

自分だけ置いていかれたら、どうしようもなくなってしまうから。

 

このように「猫は家につく」というのは、
もはや現代の猫には当てはまらなくなり、
むしろ「人につく」ようになったというわけである。

人につくというより、エサに釣られやすいと言った方が
しっくりくるかもしれない。(笑)






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コメント

  1. At last some raaointlity in our little debate.

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重度のネコ中毒に掛かっている
30代の人間(オス♂)。
室内飼いの猫ムサシ(♂)との
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かれこれおよそ15年間、
猫と暮らし続けている中で培った
猫とよりよく暮らす経験的知恵を
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